17 June 2017

Oldroyd in Islington | 素材が光るモダン・ヨーロピアン


ここロンドンで「小皿料理」と「シェアして食べるという概念」を広めた立役者と言えば、今や英国内に9店舗を展開するベネチア小皿料理の Polpo でしょう。
この Polpo 創立時から料理長を務めていたトム・オールドロイド氏が独立してオープンしたのが、こちらの小ぢんまりとしたレストラン。
ずっと気になっていたのですが、やっと先日ランチに訪れることができました!

ランチは 2 コース 16 ポンド、3 コース 19 ポンドとなかなかお値打ち。
メニューは仕入れによって毎日変わるそうな。
ワタクシたちが選んだのは…

上:燻製タラコのホイップ、ラディッシュ、セロリソルト
下:鴨のハム、くるみのピクルス、チェリー、丘クレソン

前菜のタラコが秀逸!タラマサラータのような感じ。何より、ラディッシュの瑞々しさが出色、でありました。
鴨のハムはツレアイのチョイスで、「味がない」とご不満の様子。ちょっともらって食べてみたのですが、やさしい鴨風味でチェリーの甘酸っぱさと好相性。ワタクシは好きでした。 

上:鯖、トマト、サンファイア、オレガノ
下:ほうれん草とリコッタ・チーズの団子、ソラマメ、セージ

メインの鯖は、鯖が思いっ切りぬるくて一瞬がっかりしたのですが、トマトやサンファイアと合わせているので「敢えて」かな、と。で、トマトがびっくりするくらい美味しかったです。
 ほうれん草とリコッタ・チーズの団子は、クリーミーで濃厚なお味。美味しいのだけど、ちょこっとで良いかな。

付け合わせに頼んだロースト・ポテトに入っていたロースト・フェンネルが良い仕事してましたね~。これは家でもやってみたい!

アマレッティ風味のアプリコットとアーモンドのタルト、ジャージー・クリーム

デザートはクロテッド・クリームのようなクリームが添えられたタルト。タルトケースがサクサクで、フィリングはシットリ。

コーヒーがちゃんと美味しかったのは好印象。

どの料理も素材がピッチピチで、特に脇役の野菜が美味しかったですね~。ただし、特にメインはかなり塩分キツメ。ワインと一緒に頂いたので無問題でしたが、飲まない人には厳しいかも。

夜は居酒屋的に使えそうなので、今度は夜行ってみたいな~。


OLDROYD
344 Upper St London, N1 0PD
Tel: 020 8617 9010
★★★☆☆

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